20241022
画像は9月5日
山形・月山の帰り
東京駅下車後に寄り道
ヘンリー・ムーア(イギリス)
「羊の形」(原型) 1971年
バーナード・メドウズ(イギリス)
「恋人たち」1981年
先週仕事帰りに急に右膝が痛くなって9月上旬流れていたとあるCMが頭を過ぎった。
登山やMCTでは膝サポーターのお世話になっているけれど加齢とともに日常的に補助器具が必要になるかもなぁ。あまり先のこと考えてなかったからあのCMみて"はっ"とした。自分の身体のこともう少し労わろう。
話は変わりこの先しばらくコンサートへ行く予定は無し。この夏出かけたコンサートの余韻が続いていて出かけたとしても集中できそうにないから。それは失礼なことだと思うし、どんなに素晴らしい公演でもいまは心底楽しめそうにない。
当面はMCTと映画(「LIVE CHRONICLES」と「きみの色」)と旅と美術博物館で満たされそう。
7月12日〜15日 3泊4日MCTセクションハイク
初日コース
小友駅〜碁石海岸〜地ノ森駅
早朝の新幹線で東京駅を出発、在来線とBRTを乗り継ぎ小友駅13時着
大船渡市を目指します
6月23日平泉・中尊寺
7月12日陸前高田・小友の蓮🪷
思わぬところで中尊寺蓮と会えるなんて!ラッキー☺️
淡く可愛らしい色に和みます😌
碁石海岸について
"碁石海岸には碁石八景と呼ばれる景勝地があります。3つの洞門を持つ「穴通磯あなとおしいそ」、海蝕による見事な水道景観の「乱曝谷らんぼうや」、洞穴に当たる波により雷鳴のような音を発する「雷岩かみなりいわ」、碁石のような黒い玉砂利の浜「碁石浜ごいしはま」などがあり変化にとんだ景観を楽しむことができます"
https://goishi.info/goishi-coast/
近くの休憩所でお昼を食べて出発
素晴らしい景勝地はまた次の機会に
本日のゴール🏁大船渡市
三鉄まで来ると北東北の実感がふつふつと
MCTを踏破された方のコメントを読む限りみなさん"とにかく岩手が(距離と感覚的に)長い"とのことで、私もここから先はより慎重に進みたいと思っています。岩手北部沿岸は「海のアルプス」とよばれていてリアス海岸や急峻な断崖沿いのアップダウンが多数。熊の出没率も高そうだし海岸沿いの手掘りの長いトンネルはちょっと不安..(ルート変更を検討中)
靴もそろそろ登山を考慮したものに変更購入予定
なんだか不安材料ばかり書いてますがそれ以上に楽しみなことが終盤の八戸市種差海岸を歩くこと!いつになるかな、楽しみ😊
https://aomori-tourism.com/spot/detail_30.html
6月23日〜26日 3泊4日MCTセクションハイク
4日目コース
気仙沼只越漁港〜東日本大震災津波伝承館〜大野海岸〜小友駅(BRT)
只越漁港近くのバス停からスタート
いよいよ宮城と岩手の県境
奇跡の一本松
訪れるのは2018年以来2度目、工事中だった場所が整備され高田松原津波復興祈念公園に伝承館と道の駅が並びます
2018年3月
今回のMCT旅は過去に訪れた土地を再訪する目的も兼ねて歩いています。今を確かめる、"今を実感する旅"。伝承館道の駅が出来たことでこの周辺の賑わいは前回とは比べものにならないほどでした。殺風景な場所で飲食店を探すのに一苦労したのも今となってはいい思い出。
いわてTSUNAMIメモリアル
https://iwate-tsunami-memorial.jp/
道の駅の飲食店が混んでいたので高田松原運動公園へ移動してベンチでお昼ご飯とコーヒー☕️
しばらく公園内を散歩して出発
帰りの新幹線までなんとか間に合いそうだと見当がついて最近設置されたみちのく潮風トレイルMID POINTまで歩きました。正直時間も体力もギリギリ笑
ポチっとな
119🎉
MCT旅半分まで来ましたよ♪うゎーい🎉🎉
さっきまでの気力体力消耗がみるみる回復❤️🩹テンション上がって足取り軽く🎵
本日のゴール小友駅🏁
最後はBRTで移動して大船渡温泉へ♨️🧖♀️
さっと汗を流して帰り支度🚌🚃🚄
6月23日〜26日 3泊4日MCTセクションハイク
3日目コース
唐桑半島
南端の御崎岬からのんびり北上
気仙沼駅からバスで唐桑半島ビジターセンターへ
あいにく休館日
唐桑半島は一周20km
近くには野営場があり宿泊してアウトドアを楽しむ人も多く、牡蠣シーズン🦪になると牡蠣小屋が並び賑わうそうです
まずは御崎岬を目指します
野生の鹿🦌お食事中
刺激しないように距離を置いて様子を観察
立ち去るのを確認して通過
御崎岬
いまにも降り出しそうなお天気でしたがベンチに腰掛け早めのランチ🍙コーヒー☕️
食事中に雨がポツポツ降り始め急いで退散
漁港に着くころには上がってくれて、ほっ
MCTに興味を持てたから出会えた景色
本日のゴール🏁唐桑郵便局🚌
生まれておいで
生きておいで
先週平日午後鑑賞
第一会場 平成館企画展示室
細長く奥行きを感じる空間
外光なし
考古遺物「土版」
入り口、途中、出口に吊るされた風船が目を引く
微風をうけゆらゆらと動く
同じく天井から無数に吊るされた小さくカラフルな球体(ボンボン)が静ならば風船は動、時間の経過(時計)と解釈して一つの生涯(物語)を軸に生と死の連鎖として眺めてみた
何色ものボンボンはその時々の出来事のよう
ガラスケースの向こうには考古遺物、途中「世界に秘密を送り返す」と名付けられた作品=鏡が面白い、後方に「死者のための枕」がある
故人や動物、亡くなった生命体の一生、時間を想像した 内省だったり宇宙だったり
長椅子に座りしばらく眺めて2周したのち第二会場へ
第二会場 本館特別5室
広い空間に窓からの自然光のみ
考古遺物「足形付土製品」「猪形土製品」「鹿骨」「猪骨」
頭上に無数の母型(小さなガラスビーズ、鈴が吊るされている)
本館の窓から差し込む自然光がその吊るされた母型と考古遺物に等しく降り注がれていた
その光は鑑賞者にも等しく注がれている
縄文から時が流れて考古遺物が発見され熱意研究により遺物の物語をわたしたちに伝えてくれている
トーハクブログ 「縄文しばりがあったのですか」
https://www.tnm.jp/modules/rblog/index.php/1/2024/09/06/reinaito_3/
トーハクブログ 「あるもの」と向き合い、「わからない」を楽しむ
https://www.tnm.jp/modules/rblog/index.php/1/2024/09/13/reinaito_4/
目の前にある遺物の背後には発見されなかったものたちの無数の物語があることを想像してみる
この春始めたみちのく潮風トレイルで偶然見かけた遺跡の看板と風景が浮かぶ
遺物は縄文時代だけれども、ここ本館の150年という建造物の歴史と縄文から近代まで収蔵された文化財と長い年月の無数の鑑賞者とが混ざり合った薫りが漂うなか会場をゆっくりと歩いたり立ち止まって眺めたり、遺物をじっと鑑賞したり。見上げた先にある無数の母型は縄文から続く生命のように映った。自然光に照らされた母型は縄文の生命と同時に自分の祖先や人によっては推し武将、発明王、著名な作家、、自らの好きな故人、かつての生物たちを思いながら母型を眺めてもよいのかもしれない。私はそうした。
第三会場 本館1階"ラウンジ"
窓からの自然光と照明
中央に展示された母型(ガラス瓶🫙水💦)
この会場は特別展鑑賞者とは別に常設鑑賞者の往来がある。これにも意味があるのかな
だとしたら3会場で最も今現在を感じた
「生まれておいで 生きておいで」と囁かれる空間
"今生きている私たちに
そして
【かつて生きていたもの】
に
自然光は等しく降り注いでいる"
これは新たな気づきだった
(あくまで個人の感想です)
墓前や慰霊碑の前で手を合わせる時
なんとなく漠然と距離を置いていた祈りの先が今後は身近なところへ、意識が向くだろうと思う
内藤さんがテーマにされている「地上に存在することは、それ自体、祝福であるのか」
山田尚子監督映画「きみの色」
宇多田ヒカルコンサートMC「私の25周年ライブだけどみんなの25年をお祝いしたい!」
共通する【祝福】に包まれた2024年いい時間を過ごせています
ありがとう♡
7日
2024年末で建替えのためしばらく休館する出光美術館へ
エツコ&ジョー・プライスコレクションから譲り受けた『鳥獣花木図屏風』目当てに初日鑑賞してきました
最初の展示室へ入るとすぐにこの絵が"ようこそ"と迎えてくれます
一年半ぶりの再会、動物たちは皆元気のようです
1時間ほどこの"楽園"に滞在しトーハクへ
出品リストを眺めると出光コレクションから選りすぐった品々ばかりでじっくり鑑賞するには時間が足りず後日改めて鑑賞予定
駆け足鑑賞でしたが嬉しいことがありました。
書のコーナーで本阿弥光悦の特徴に似た書体が展示してあり、小野道風の書だと知った時のよろこびです
"物、ものを呼ぶ展"
重要文化財 断色紙
伝 小野道風
(小野 道風は平安時代前期から中期にかけての貴族・能書家)
道風は光悦が手本にしたと伝わる人物
昨年秋のトーハク"やまと絵展"続く初春の"本阿弥光悦展"と今回の出光の展示物が繋がり復習できたよろこび😌小さな事だけど、時間を経ての気づきがあると楽しい
昨年秋のトーハク"やまと絵展"出品
国宝 古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切)
伝 小野道風
https://www.kyohaku.go.jp/jp/collection/meihin/shoseki/item03/
若冲の流れでこの日はトーハクの鳥獣さがし
トーハクのゆかいな動物たちも
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