ひよっこ🐥

昨年夏ごろの話

仕事先でちょっとしたトラブルを起こしてしまった、詳しいことは控えさせていただくとして、要は"傾聴が不十分だった" "認識に齟齬があった''

 

先方とは(Aさんとする)2年程のお付き合い

最近年金暮らしを始めたそうだが、お会いする度お菓子や飲料の差し入れをしてくださる気のいい女性

そんな気遣いの方に満足を提供できず怒らせてしまったのだ。言い訳になるけれど私は手を抜いたり雑な扱いをした覚えは無く正直心では謝罪の気持ちよりも不本意・悔しい気持ちが大きく、いま思えばそれが態度に現れていたのかもしれない。

その場で内容の説明を繰り返し行ってみたところで全く話が噛み合わず、一方通行のまま。帰られるころには気分を回復されていたが見送る背中からは幾ばくかの不満が感じ取れた。

その日はお昼を食べていても珈琲を淹れてる時も後の業務中もAさんの顔が浮かんで気分が晴れなかった。幸い近所で商売をされていて夜もいらっしゃると聞き改めてお詫びに店へ伺ったがそこでもやはり後味が悪い結果だった。店まで押しかけるのは自分でもどうかと思ったけれど、会話が成立し難い今回のような場合は謝罪したいという''姿勢・態度''そのものが肝要だと信じて後悔はしていない。

(このような場合ビジネス指南書には何と書いてあるのだろう?)

 

それからしばらく経って...

つい先日の話

ひと月ぶりにいらしたAさんといつも通り挨拶を交わすと「〇〇さんが(Bさんとする)貴女のこと凄く褒めてたよ、丁寧な仕事してくれる」と。Bさんとは5年以上のお付き合い、毎回ケーキの差し入れをしてくださる年金暮らしの気のいい女性。

どうやらAさんの店で話のタネになりBさんが私を評価してくれたらしい、Aさんの態度が幾分和らいだ印象を受けた。(そうか、Bさん、ありがとう!)

 

22日...

Bさんがいらして挨拶を交わし、Aさんが話してくれたお礼を言おうか迷ったもののそれは心に留めることにして接していたのだけど、物静かなBさんがいつになくよく話してくれた。あゝきっと慰めてくれているんだと感じて私も出来る事をいつも通りに、会話は普段より多めに。。胸がいっぱいになった。

 

ひたむきな姿は誰かが見ているものですよ、とよく聞くけれどその事を実感した日だった

それからAさんの素直さも素敵だなと思った

そんなわけで、ダイエット中だけどBさんからいただいたショートケーキとロールケーキを2個もペロっとな!

 

時間が経てばわかる、ですね!