8日、焼肉と冷麺で優勝して盛岡から東北本線に乗り1時間半、一ノ関へ
この区間は新幹線で最短を選べますが、多少時間はかかっても在来線には車窓から見える山並みや田んぼや土地の人の日常をより身近に目にする事ができ旅情あふれる味わいがあり急ぐ旅でもないのでのんびりと。雲がかかってはいたけれど綺麗でやさしい夕日にほろり。
翌9日、一ノ関の隣り町平泉へ
中尊寺に4、5時間いただろうか
これまでで1番長く滞在したような
よく整備された参道
急勾配を登ること数分、見晴らしのよい休憩所から遠くに山並み右手に北上川と手前に市街地を見る事ができます。この場所に中尊寺建立された所以を以前ブラタモリで説明されていました。(大雑把に、抜群の地形とのこと)
坂を登り切り、お茶屋とお堂が並ぶなか数分歩けば中尊寺。(金色堂はさらに数分歩いた場所にあります)
記念に御朱印をいただきました
この地を訪れた松尾芭蕉の句の半紙が添えられています
"五月雨を振り残してや光堂"
余談
東北の行く先々で芭蕉の句碑をよく目にします。おくの細道は芭蕉の恩師''蝉吟"、それから師弟関係にあった''万菊丸"の鎮魂の旅だったと思われます。旅人西行への憧れも多分にあったでしょう。
深い関係にあった万菊丸が他界した数年後芭蕉は旅にでます。生前、万菊丸は芭蕉に"蝉になりあなたにしがみつきたい"(大意)と句にしています。
この"蝉"が山形の山寺で詠んだ名句
"閑さや岩にしみ入る蝉の声"へと私のなかで繋がりました
芭蕉は山寺へ赴き、この蝉の声に蝉吟と万菊丸の魂を感じその波動のようなものが芭蕉の身体に沁み入ったのではないかと。
この後、出羽三山へと向かい鎮魂の旅の大きな目的を果たすことになります。(旅先では いい感じ の女性もいたようですが。。)
このあたりの話がもっと知りたい方は嵐山光三郎さんの「芭蕉紀行」(笈の小文)どうぞ
余談おわり
立派なユリが咲いていました
1番のお気に入り、立派な能楽殿
いつか薪能観賞してみたい
芭蕉と紫陽花
金色堂内は撮影禁止
写真を撮っていたら蜻蛉がヒュッと止まってくれたので、記念に近づいてみました。
最後は毛越寺へ
歩きたい気分だったので巡回バスは見送って
てくてく、汗だらだら、でも気分は上々
30分くらい歩いたかな。
中尊寺のハスが有名ですがここでも立派な蓮が咲いていました
夕方だから花びら閉じてたけれども
何度訪れても清々しくなれる中尊寺と毛越寺を後に電車にゆられ一ノ関へ戻り新幹線の前に腹ごしらえ!
ピカ🌟きみは至る所で活躍しているね!
もうすぐ夏ですね
前回訪れて気に入った和食屋さん
メニューが追加されて2つの味をいっぺんに楽しめる欲張りランチメニューが!!しかも、夜に?!ランチ‼️
あー、おいしかった😇
ご飯追加すればよかった、正直丼サイズがお腹に合う。
また、いくぜ東北、いくぜ岩手!