奈良・京都3泊4日いつかをかなえる旅⑤4日目午後
北野天満宮からバスで最後の目的地
最後は久しぶりに智積院へ向かい能登出身の長谷川等伯とその一門を鑑賞したかったけれど閉門が早く間に合わない。新しくなった宝物館は次回の楽しみにとっておきます。
特別展「若冲と応挙」へ
伊藤若冲は相国寺へ《釈迦三尊像》と動植物を精緻に描いた花鳥画《動植綵絵》(全30幅)を寄進、現在は宮内庁所蔵。今回はコロタイプ複製展示
一室にずらり並んだ三尊像と三十幅は圧巻
圧が強い強すぎる!だがそれがいい
若冲の水墨画、重要文化財《鹿苑寺大書院障壁画》全五十面の余白・空間に惹き込まれ長いこと眺めるうちジョー・プライスさんを思い出していた。膨大な日本画コレクターの始まりは若冲の水墨画「葡萄図」だったこと。自らの感性に従い作家の有名無名を問わずいいと思ったものを手元に置いたこと。そのコレクションのおかげで日本画の緻密さ大胆さ愉快さ儚さに魅せられたこと。福島の特別展で若冲の虎図Tシャツにサインをいただき感激したこと笑
改めてジョー&エツコさんのご冥福をお祈りします
東京駅着🏁
長年の霧が晴れてやまと絵への理解がちょっぴり深まったいい旅だった