奈良・京都3泊4日いつかを叶える旅2日目午後
聖林寺からバス停へ向かいながら今日はもう十分に満たされたんじゃない?宿戻っていいんじゃない?ちょっぴりそんなことを思いつつバスと電車に揺られ薬師寺へ
朱色が目を引きます
ピンク色の梅がなんとも可愛らしい
よく晴れた穏やかな午後
少し汗ばむ陽気で上着を手に広い敷地内をゆっくり歩く。ベンチに座りお茶を飲みながら周囲を見わたすと遠くに団体客がぞろぞろと何組も列をなしている。ツアーガイドの女性が大声で説明しているけれど何と言っているのだろう?修学旅行生だろうか制服の男女5.6人で何となく距離をとりながら歩く姿がちょっと眩しい。。日常の風景だなぁ、今日最高かよ!と思った笑
本堂の薬師如来と体のラインがセクシーな日光と月光を拝観、ここへ来た目的達成笑
次から次へと流れてくる団体客の邪魔にならないよう堂内の隅からしばらく見入って次の目的地へ
隣りは一月の岩手中尊寺金色堂
法隆寺から始まった"行ってみたい場所巡り"はどこも私の期待を大きく上回る"本物"ばかり。長い歴史の重みがずしりと身体中に響き渡るこの感じ、これは一体全体なんなのだろう。唐招提寺の南大門をくぐると心の準備もできないまま正面にドーンと金堂が目に飛び込んでくる。あまりの堂々ぶりに胸が高鳴る少しずつ距離を縮め大きく深呼吸。
現在まで朽ちることなく機能する無数の柱と巨大な仏像の見事なこと!古の人々の創作に想いを馳せポーっとなる私の隣りでは中国語が飛び交っている。見ると旅行中のカップルが見慣れない作法で祈りをささげていた。それぞれの祈りのかたち、そういうのもありだね、いいなぁと思った。
そしてまた私は私の感じ方で金堂をしばらく眺めて手を合わせ広い敷地内をゆっくり歩いた。
敷地内のあらゆるところから意味ありげに語りかけるのやめとくれ、魅力的でめまいする
西日が木々に差し込み鳥たちの声が聞こえる
気持ちのよい歩道
穏やかに過ぎてゆく時間
「争いなんて無くなれ」
最後に鑑真和上御廟で手を合わせて後にしました
ひー、今日は最高だぜ!
奈良っていいところだね気に入ったよせんとくん!